|
今日の午後地震があり、 さっきから、 今日は、もうすぐお客様に引き渡しの住宅の現場へ行きました。 最近便利なブログを発見。
建築の設計には、 今日読んだ本。 「建てどき」 藤原和博 著2年以上前に発売されている本なので今更なのですが、 タイトルが目にとまり、読んでみました。 著者が家を建てるにあたって、 勉強したこと、こだわったこと、 建築家のこと、工務店のこと、 家づくりを通して考えたことなどが書かれています。 読みやすいし、おもしろかったです。 かなりたくさんの本を読んで勉強したくだりを読み、 すごいと思う一方で、 なんでこの人は建築家に頼んだのかなぁとずっとそれを考えてました。 自分の思い通りのものができるように、 勉強することもある程度は必要だけれど、 それ以上のことは、この人にまかせれば大丈夫と、 そう思える人に出会えれば、 もっと幸せな家づくりになるような気がします。 その人を信じた自分を信じられる。 そう思えないうちは、「建てどき」でないのではないかと。 今日はこの本を読んでそんなことを考えていました。 家の設計をやっている立場で読んでみると、 笑えるというか、突っ込みどころが満載で、 そういった意味でもおもしろかったかも。 今日はある工務店にお伺いしてきました。 住宅を施工している工務店です。 建物は、工事中ももちろん大切だけど、 工事が終わってからの不具合の修理やメンテナンスを きちんとしていくことがとても重要。 設計者や工務店がどのくらい迅速に、 丁寧に対応してくれるかということは本当に大切なことです。 工事が終わって代金を受け取ってしまうと、 修理やメンテナンスを面倒に思い、 素早く対応してくれる工務店ばかりではないのが現実です。 今日伺った工務店では、 メンテナンスのご要望には素早く対応し、 その情報を社員全員で共有しています。 その方法を教えていただき、徹底具合に本当に驚きました。 社長いわく、これは面倒に思うことではなく、 不具合を直すことは当たり前のことで、 大切なのは、その内容をこれから新しくつくっていく建物に 反映させていくことなのだと。 なぜ問題が起こったのか、その原因を追究し、 今後に活かしていく。 仕事に限らず、 どんなことにおいても大切しなければいけないことですね。 なぜ今日訪問したこの会社が たくさんのお客様からの信頼を得ているのか、 その理由を見た気がしました。 今の自分の状況は、 大学卒業後に就職した設計事務所では、 主にマンションやビルを設計していました。 毎日新しく覚えることがいっぱいだったので、 やりがいはあったのですが、しばらく続けるうちに、 相手の顔が見えないことがつまらなく思えてきました。 もちろん依頼主であるビルオーナーやディベロッパーはいるのですから、 そういう意味での相手の顔は見えているのですが、 建物が完成してから使う人や住む人、 という意味での相手は全く見えなくて、 不特定多数の人を想定して設計する。 それにだんだんとおもしろさを感じなくなっていました。 ひとりひとり生活も、好みも、家族関係も、 体の大きさもみんなちがうのですから、 それぞれにあわせた家を、 じっくり話をしながらつくっていく設計がしたい。 そう思うようになりました。 それから別の事務所へ転職をし、 個人住宅の設計を経験し、今に至ります。 これからも、相手の顔がみえる家を ひとつひとつ丁寧につくっていきたいです。 家を建てるということは、 多くの人にとってそう何度もないことなのですから、 家を「買う」のではなく、 自分の暮らしにあった家をつくってほしいと思います。 ![]() お茶をするのが好きなのですが 飲み物としてのお茶やコーヒーももちろん好きだけど、 それを入れる器を選んだり、使ったりするのがもっと好きかも。 もうこれ以上収納できないってくらい、 食器が増えてきてしまっているのですが、 それでも好きなものに出会ってしまうと、 ついつい手にとって、買ってしまう・・・。 上の写真は、昨年の春に益子の陶器市で手に入れた 吉村和美さんのもの。 写真ではわかりにくいですが、色がすごくきれいですし ![]() ポストカードが好きなので、 旅行へ行ったり、お店でかわいいのを見つけると、 ついつい買ってしまいます。 誰かへメッセージを書いて送ることもあるし、 季節やそのときの気分にあわせて部屋に飾ったりも。 今の季節は涼しげな気分になれるように、 いちばん手前の金魚のカードを飾っています。 この青の色、好きなんです。 これは春に京都へ1ヶ月旅行していたときにみつけて、 たまらず買ってしまったのですが、 カワウチミナコさんという女性の方の作品です。 「京の花ごよみ」 という本のカタチにまとめられていて、 どれもすごくステキな絵ばかりです。 ![]() これまでの設計事例です。 築30年以上経った家のリフォームです。 小さな部屋に区切られていた間取りを、 間仕切りを取り払い、ワンルームにしました。 構造の補強や、断熱性の向上など、 目に見えない部分にもたくさん手を入れています。 壁は珪藻土、床はパイン(松)のムク材。 自然素材を多く使い、風通しがいいので、 梅雨時期や、夏の暑い日でも、 以前よりずっとずっと快適に過ごせます。 障子をしめると落ち着いた雰囲気になりますが、 開けたいときにはすべて壁の中に引き込まれるので、 大きな窓から庭が眺められます。 カウンターやテーブル、イスもムクの木なのですが、 時間が経つほどにどんどんいい色になってきていて、 これからの家の成長がとても楽しみです。 ![]() 家を建てる方との最初の打ち合わせのとき、 家の間取りや広さの話しだけではなく、 まずは、どんな暮らしをしたいのかというイメージから お話しをしていきます。 ご家族の仕事のことや、 休みの日の過ごし方、趣味、 好きなものなどについて聞かせていただく中で、 どんな家がそのご家族にとって 居心地がいいのかを考えていきます。 家を建てる方の要望は、 はっきりとした言葉になっている場合もありますが、 むしろ直接的な言葉になっていない部分から 感じとることも多くあります。 伺ったときの家の様子、もっているもの、 着ているもの、話し方、食事の仕方などなど、 そんな中からみえてくるものを、 かたちにするのが設計なのだと思います。 設計事務所に家づくりの相談をする場合、 どんなことを話したらいいのかわからない、とか 具体的な要望がまとまらない、 などという声をよく聞きますが、 むずかしく考えずに、 暮らしのイメージを話していただければいいと思います。 あなたはこれからどんな暮らしをしたいですか。 ![]() 橋垣史子 (Hashigaki Fumiko) 一級建築士事務所 いろは設計室 主宰 お問い合わせは、 上記の電話、FAX、 または このブログの左側にあるメールフォームからお願いします。 ≪経歴≫ 1995年 日本大学理工学部海洋建築工学科卒業 1995年 設計事務所勤務 1997年 加藤武志建築設計室 勤務 2006年 一級建築士事務所いろは設計室 設立 住宅の設計をしています。 新築、リフォームにかかわらず、
08/16 23:00 | プロフィール |
|