
最近こんな本を読みました。
川島蓉子著 「ブランドのデザイン」
サントリーのお茶「伊右衛門」や
キューピーマヨネーズなどの商品や企業、クリエーターを例にとり、
ブランドとデザインのかかわりについて、
といった内容。
広告やパッケージなどのデザインの、
ブランドイメージにおける重要性が
わかりやすくまとめられています。
取り上げられている中のひとつに「無印良品」があり、
そのブランドについての考え方(コンセプト)や、
デザイナーとのかかわりなどが書かれているところがあります。
( 無印をブランドととらえるかどうかが微妙ですが。)
「これがいい」ではなく「これでいい」 という考え方
を特に興味深く読みました。
自分も、
いかにもデザインしました、というような、
デザインされすぎたものをあまりいいと思わないので、
共感するところが多かった。
そして、
さらによかったのは、最後の方のページ、
「無印良品」の広告を手がけた原研哉さんのインタビュー。
(以下色付部分)
・ シンプルの品質は思考の総量が決める。
ただ単純なのではない。
同じシンプルでも、考え抜かれたシンプルかどうかが重要
・ “覚醒”という言葉を最近は大切にしている。
びっくりするような造形で人目を引くのではなくて、
一見すると何でもないようなものだけど、
それに触れることで日常が生き生きしてくるようなもの
デザインしない、ということも含めて、
あらためてデザインについて考えさせられる1冊でした。